カルシュの親類には1937年ショパンコンクールで入賞したピアニスト、チェンバリストであるエディット・ピヒト・アクセンフェルトフライブルク音楽大学教授)がおり、多くの日本人弟子を残しています。また、モラクセラ・ラクナータ菌を発見し、現在の眼科学に大きな影響を及ぼし、訪日した世界的権威のテオドール・アクセンフェルト博士(フライブルク大学教授)がいます。なお、現在ベルリンの博物館に歴史的重要資料として厳重保管されている「ヒトラーの行動記録(16ミリ)」を戦後ミュンヘンで押収し、保存していたのが長女メヒテルトの夫ヘルベルト・セイント ゴアであります。ライン川流域のセイント・ゴア市の200年前の富豪で市長を勤めたラツァルス・セイント・ゴアは彼の祖先であり、それ以前の宗教上の功績から聖の称号を授与されていると思われます。最近、顕彰されて子孫がドイツから大歓迎を受けました。